マブラヴ シュヴァルツェスマーケン 紅血の紋章
ゲーム詳細
メーカー :age
スタッフ
シナリオ :山崎彬
代表作 :『マブラヴ アンリミテッド ザ・デイアフター』(age)
:『トータル・イクリプス』(age)
シナリオ :内田弘樹
代表作 :他になし
所感
マブラヴ本編やTEと比べると物語が短く感じました
途中できつかったと感じた、精神的にきつい文章は序盤だけだったようです
再開してからは特にきつい表現もなく、マブラヴ本編と同程度くらいの感覚です
BETAに蹂躙された状態での共産主義の監視社会を再現したために、想像以上に過酷な状況を描いていると思います。
悲惨さがマブラヴの比じゃないです
そして勢力の争いが衛士の目の前で当然のように起こりつつも、そのまま情勢に飲み込まれるしかない状況
その勢力争いが国家間じゃなくて、国家内だというのが共産主義や社会主義の色を出してますね
そして主人公がかなり考えてくれるので、プレイヤーはかなり補完できてゲームが理解して進めやすいです
スク水に対する情報よ
海外にこんな日本式のスク水の知識があるとは思えないので、日本からスク水を輸入しているようです
貿易するならもっとあるだろ
掛け合いというか、口論中に相手を揶揄する表現で
「まるで現代のエリザベート・バートリだ」とありました
いや全然知らないんで調べてみたんですが、すごい人物をたとえ話に出しますね
拷問を趣味に持ち、アイアンメイデンの考案者だとか
でも、アイアンメイデンは実際に当時発明されたものではないとか
ネタバレ所感
良いギャルゲーを見分けるのに簡単な方法が一つある
サブキャラ、特に男性キャラが活躍しているかどうかだ
これは彼の、僕の言葉ですが、誰かの受け売りだったような気もします
作品の中盤にやたら絡んできては主要人物を叱責したりする男性キャラがいると物語がぐっと締まる気がします
シュバルツェスマーケンはこのクルトさんと、666のヴァルターさんがその役をやってくれてます
吐き気を催す演技
スクショを撮って初めてわかりましたが、タンク級が犇めいています
画面左右のチェーンガンの残り弾数を表示しているあたりも細かくていいですね
もはや紙芝居ではないです
このあたりの常にすべてを疑っているあたりが世界観がでてますね
このあたりの視線が動くあたりも細かくていいですね
戦闘物の醍醐味の一つなんですが、こういう戦いが終わった後に軽口をたたきあうシーンというのはなぜか涙がにじんできます
こういう名前のない衛生兵にすら一枚絵を用意してる辺り、いくら時間があってもゲームが完成しない原因だと思うんですけど、こんなに血まで描いて
でもありがたいです
ED後の物語の最終シーン
いや、作中もいくつか怪しい点はありましたけど、何というか伏線があからさますぎるので
「黒と思わせての白」パターン
「黒とか白とかじゃなくて、特定の人物に対してだけ白でそれ以外全方向黒」パターン
のどっちかかな
「実際、完全な黒だった→白化」もギリありうる
どのみち主人公に対しては白になりそう
期待