【パクリ】ぼくのかんがえた さいきょーの エロゲ
naitoharutolovenanami.hatenablog.com
本記事はこちらの触発されて書き始めたものになります
相当な「パクリ」記事です
参考ブログを運営されています、ナイトハルト氏よりご意見いただきましたら、すぐに削除する記事であることをここに記します。
さて、まあ長々と冒頭でお話させていただきましたが
要するに「パクリなんで、何かあれば消しますよ」なだけです
パクリと堂々と公言しているがゆえに、記事の流れも準じて行ってしまえでいこうと思います
目次
1,研究の目的
「まだまだエロゲの最高値が更新される可能性は高いよ」という意見の提示
オッス、オラもぎたて!
巷(ツイッター)では頻繁に
「○○こそが最も素晴らしいエロゲだ!」
「○○を越えるエロゲはもう出てこない!」
といった、該当のゲームに賛辞を呈する前向きな意見が蔓延っています
ご自身で素晴らしい、最高傑作だと思って、きちんとその作品を持ち上げること自体は非常に素晴らしいことであり、見習っていきたい点だと思います。
しかし、それで思考を停止してしまって、他のゲームに手を出さないというのはいかがなものなんでしょうか。と疑問を抱いてしまいます。
例えば、「松坂牛が最も素晴らしい肉だから、他の肉は食べない!」なんて言っている方はあまり見かけないと思います。
えっと、つまり何が言いたいかというと
「自分の中で世界一を決めつけ過ぎてしまうのでは、『井の中の蛙』になってしまいませんか?」ということです
「もしかしたら、ご自身の感性にもっと響く作品があるかもしれないのに……」と思うともったいなくないですか?
そして僕はこう思っています
「まだ世の中には、今までの作品を圧倒的に超える作品が出現する可能性を秘めている」
それを求めて日々ゲームをプレイしています
そんなアラサーの独身貴族が、ウダウダ考えた「まだまだエロゲの最高値が更新される可能性は高いよ」という思考を皆さんに提示できればというのが、今回の目的です。
2,エロゲーを買う上で重要視すること
割と丸パクリなので、引用記事をご確認ください
まず筆者は最初にTwitter上で『エロゲを買うときに1番大事な要素』をアンケートした。最強のエロゲ、を作るにあたって、何に重点を置くかを決めるためだ。ご協力頂いた紳士諸君、本当にありがとう。
早速だが、以下が結果である。
画像を見てわかる通り、
シナリオ>イラスト>声優=音楽
の順で重要視する人が多かった。確かに、好みのイラストや好きな声優などは個人によって差が大きいため、多少の個人差はあれど、差が出にくいシナリオの評価が最も信頼出来る基準として選ばれているようだ。
しかし、じゃあシナリオが良ければあとは適当でいいの?と言われると当然それも違う。このアンケートで注目すべきことは、全ての項目において投票したひとがいたことだ。つまり、ここに挙げられた全ての要素を満たしてこそ卍_最強のエロゲ_卍なのだ。
そこで筆者は、更なる調査をすることにした。
3,理想のエロゲの条件
理想と言いますか、何をもって最強とするかを考えた時に
巷で「素晴らしい」と頻繁に言われる作品にはそれぞれに特筆する点があることに気づきました
つまり、それらの作品を各個撃破できれば当然「最強」になるわけで
ということでまずは、「こいつは○○が素晴らしい」と言われがちな作品を並べ立ててみます
1,最も曲が、特に「詞」が完成されたゲーム。
エロゲー批評空間での中央値は化け物級の94
非常に多くの人に「これを越える作品はない」と言わしめる正真正銘の化け物
現状、この作品が最も「最強のエロゲ」に近いんじゃないかとすら思う
発売は2011年の癖に未だにツイッターではクラスターが活発に活動中
筆者本人もクラスターの一部の模様
この作品は、「登場キャラクターたちが軽音楽同好会を結成し、文化祭を盛り上げる」ところが序章にしてメインにして全て
その中で、キャラクターたちが「自分たちで作詞作曲し、歌う」ことをしているので、曲による感情の昂ぶり方は他の作品の追随を許さない出来栄え
特に「詞」が完成されていると思っていて
というのは、作品中で描かれるシーンの中で表現しきれないキャラクターの感情を、「曲」に乗せて「歌う」という点が、表現力を爆発させていると思います。
つまり、少なくとも主要な人間の一人が「作詞」して、他の誰かに「歌ってもらう」ことで「曲を完成させる」
その作詞の言葉遣いを越えることで『WHITE ALBUM2』を越えられると思います。
2,最も汚く、醜く、泥臭く、でも貪欲に、三角関係を描き上げた作品。最も「選択肢の重み」をプレイヤーに押し付けた作品。
『君が望む永遠』
エロゲー批評空間で平均値は84。中央値は88。
数値こそ伸び悩むものの、非常に多くの人に文字通り「トラウマを埋め込んだ」作品。
未だにこの作品に取りつかれて、ツイッターアイコンを変えられない亡霊のような方もいるくらい衝撃的な作品です。
三角関係を描く作品として神聖化されているのは『WHITE ALBUM2』だとは思うんですが、僕は三角関係として完成されている作品はむしろ『君が望む永遠』だと思っています。
この作品では、一部のキャラクターが主人公をあまりに強く思い過ぎるあまり、精神的に完全にぶっ壊れる描写があります。
それが故に、シーン描写がきつすぎて、何度かブラウザをとっさに消して、数日間完全にこのゲームから隔絶してました。
それほど破壊力がえげつないゲームです。
そして、後者の選択肢に関する話
僕の勝手な偏見ですが、多くの作品は
「放課後だ。河原に行こうか、図書館に行こうか、それとも家に帰ろうか。」
を選ぶような選択肢が多いと思います。
つまり、「何を選んだら好感度が上がるか」が趣旨だと思います。
しかし、この作品は
「俺は○○と付き合っている。でも昔は△△と付き合っていた。俺は今をとるのか、過去をとるのか。どっちを選んだらいい?」
を選ぶような選択肢が多いと思います。
つまり、「何を選んだら、切り捨てることになるのか」が趣旨だと思います。
この作品の面白いところは、付き合い始めるところまでの描写は一本道で決められているというところです。
普通の作品は、出会ってから付き合い始めるところを描くのに対して異色が過ぎます。
複数の女の人に好意を向けられて、でもすべてをある程度受け止めてしまい、ぐしゃぐしゃになってしまう。
つまり、この作品を越えるには
人の感情を半ば殺しながら、人の関係性も半ば壊しながら
プレイヤーに誰を切るかを選ばせながらゲームを進行させる必要があるというところです。
3,最も「立脚点」を分かりやすくプレイヤーに説明した作品。「戦争物」の描き方の一つの完成形を提示した作品。
『マブラヴ』
エロゲー批評空間で平均値88。中央値93。
数値はぎりぎり『WHITE ALBUM2』に及ばないものの、データ数は『WHITE ALBUM2』の130%。
作中のとあるシーンが、予告なし・予感なしで、ハイパー唐突に来るせいで、非常に激しくトラウマを植え付けられる可能性の高いゲーム
前述の『君が望む永遠』にも出てくるような描写ではあるんですが
何かを選択するときに「どちらも大事なのに、どちらかは切り捨てなければならない」場面が来ることは人間だれしもありうる話で
そういった時に、何を基準に「切り捨てる」判断をするのか
その基準になるものを「立脚点」と説明していると思ってます。
この「立脚点」というもの
もしかしたら皆さん知らず知らずのうちにうすうす持っているかもしれませんが、この概念をきちんとプレイヤーの我々にきちんと説明してくれた作品だと思います。
後者の「戦争物」についてですが
「戦争は外交の一手段である」と述べた偉人がいます
詳細はぜひ下記リンクをご一読ください
プロイセンの軍人カール・フォン・クラウゼヴィッツは、『戦争論』の中で「戦争は外交の一手段である」と述べています。
要するに何かというと
地域と地域の、例えば領土であるとか、貿易であるとか、そういった問題(いわゆる外交)は基本的には話し合いの場がもたらされるものであると
しかし、その話し合いでどうにもできなければ、武力で相手を押し込むしか解決できないと
そういう話があるはずです
逆に言えば、戦争をするということは、その前段階にどこかで話し合い的なものがあったはずで、その延長線上にこの戦争があるはずだと
という話の流れで「戦争は外交の一手段である」と言っているんだと勝手に解釈しています
ということは
「戦争物を描くのであれば、政治的な側面はあってしかるべきである」のに。描き切れていない作品があまりに多いと
戦う描写だけで終わってしまう作品が多いと
だからこそ、この作品は「「戦争物」の描き方の一つの完成形を提示した作品。」だと思っているということです。
余談ですが、『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』という作品はなかなか政治色を描いたもので、大変面白かったです。
つまり、この作品を越えるには
『君が望む永遠』と似た部分はありますが、プレイヤー自身に「切り捨てる」という意味合いを持った選択をさせる必要がある。
そして、政治的背景をきちんと練った上で、そこを描き切って、戦争物を完成させる必要がある。
というところです。
4,最も「絵、CG、写真」の魅力を描き切った作品。
『君がいた季節』
現状(2021.07.04現在)で、僕は「エロゲ史上最高の作品」だと思っている作品
ゲーム自体は初版、フルボイス版、リメイク版の3作出ているが、その合計データ数ですら193(2021.07.04現在)。
『君が望む永遠』が2322(2021.07.04現在)。
『マブラヴ オルタネイティブ』が3088(2021.07.04現在)。
この2作と比べるとそもそもデータ数が文字通り桁違い。
コメントを読むと、「説教」という点に言及している方が多数。
このゲームは、主人公が一人前になるために師に教えを乞うている作品。
であれば、「説教が多すぎる」というコメントは少し目線がずれてはいないでしょうか。
自分自身は、「シナリオがとてつもなく素晴らしい」と思ってこの作品を押しているわけではありません。
もちろん、シナリオがひどいと言っているわけではありません。
このレベルのシナリオなら、巷にあふれる「優秀な作品」と呼ばれる作品のシナリオに比肩すると思います。
では何をもって、「最高」というのか
皆さんは、様々な映像媒体で涙を流したことはないですか?
または、音楽を聴いて涙を流したことはないですか?
そして、その数分間を思い出しては涙を思い出すことはないですか?
それが、「一枚の絵」だけで表現されていたらどう思いますか?
絵を見るのに数分間もいらないでしょう。
数秒眺めた時には既に絵を見切っています。
そして、その一枚の絵にあまりに情報量が多いがゆえに、絵を眺めているうちに様々な想像と妄想が脳内を駆け巡り、涙が自然と溢れてくる。
絵を見るだけなら数秒だけなのに、その絵に感慨を受けるのは、数分にも数時間にもなる
この作品を越えるためには
「絵」「写真」など、一枚の画で表現されたものの凄みを表現するために
それらのプロフェッショナルを追う作品を作る必要がある。
5,最も歴史を学ぶことができる作品。
『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』
データ数1656は、あのアニメ化された作品『君が主で執事が俺で』や『真剣で私に恋しなさい!』や『蒼の彼方のフォーリズム』さえも越えており
中央値88は、エロゲ界の伝説級の作品『車輪の国、向日葵の少女』や『君が望む永遠』や『家族計画』に並ぶ
非常に多くの人がプレイしており、かつその中でも多くの人が良い作品だと評価している、近年で最も素晴らしい作品の一つに数えられる
2013年発売の作品ですので、少々のネタバレは承知いただきたい
このゲームは死に戻り形のループ対応のゲーム
ですが、この作品の凄いところは、ループの構成が美しいところもさることながら
ループをするごとに主人公の置かれる状況に変化が起き、『忠臣蔵』と呼ばれる一つの歴史の流れを非常に多くの視点で眺めることができます。
忠臣蔵を扱う作品の多くは、赤穂浪士を主役とした、いわゆる「勧善懲悪」をテーマとしており、「赤穂浪士カッコいい!!!」となりますが
この作品の凄いところは、吉良上野介側を主軸にした物語も描いているということ。
今まで何作か忠臣蔵を題材にした本を読んだことがありますが、この作品を1本やる方がよっぽど勉強になります。
それほどまでに、緻密に時代考証をしている作品は非常にまれだと思います。
この作品を越えるために、インレではまだ扱っていないような時代もの
例えば、日本では、戦国時代、室町時代、明治~大正期、太平洋戦争期
世界では、数多ある戦争と政争が犇めき合っていた時代
等群雄割拠が著しい時代に焦点を当て、必要以上に時代考証をする必要がある。
6,「キャラゲー」の一つの完成形を提示した作品。
『我が姫君に栄冠を』
『真剣で私に恋しなさい』のシリーズを手掛けてきた、タカヒロ×wagiという外しようがない組み合わせから出された、題のように「キャラゲー」の完成形の一つと言わざるを得ないかもしれない作品。
キャラゲーと一口に言っても様々ですが、というかそもそも「みなとそふと」としてはこの作品をキャラゲーとして発売しているかもわかりませんが
これほど多くのキャラクターを登場させておいて、嫌みで嫌われるようなキャラクターがおらず、心情や描写の表現ではなく、キャラクターの掛け合いだけで場が進行するようなこの作品を「キャラゲーの最高値」と評して誰が文句をいえようか
ここに、百合レズ系少女や、喫煙女子が居れば、もっと違った様子もあったかもしれませんが、おそらくキャラ同士の掛け合いを重視しているがゆえに、どこか似通ったキャラが多かったかもしれません
そこをつつくことができれば、この作品を越えることはできるのかもしれません。
番外編,言葉遣いが非常に素晴らしい作品。
こちらは、シナリオこそ普通に上位レベルではあるものの、シナリオもさることながらその言葉遣いに圧倒された作品
「描写が丁寧で……」というよりも、「そんな比喩表現する!?」っていう驚き
夕方の描き方ひとつとっても、「景色をこういう表現できたら、世の中もっと面白く感じられるのだろうな」と思わざるを得ない
ここまでくると、練習や訓練だけじゃなく、純粋に言葉のチョイス事態にセンスが光ってるんだと思います。
こちらも同じようなもの。
ただこちらの作品は、難解が過ぎるのか正直理解しきれなかったです。
でも何におびえたのか分かりませんが、鳥肌だけは止まらなかった作品です。
一歩間違えれば「電波」と呼ばれるジャンルに足を踏み込むのではないか。
つまり、「電波ゲー」と呼ばれるジャンルにこそ、言葉の表現方法や言葉のチョイスを勉強するエッセンスが詰まっている可能背があるのではないか?
それを提示させるかのような作品でした。
これらの作品は越えられないと思います。
それぞれの作品で固有の世界観があると思っているから。
つまり
超えるのではなく、並ぶ
圧倒的な比喩表現を用いて、情景や心情を表現しなくてはいけないということです。
4,ついに完成!!最強のエロゲー
精緻な西洋画を、特に人物画を描くような古のアーティスト
その天才アーティストに、追い付け追い越せをする、弟子
その弟子に焦点を当てた成長物語
これにより、歴史を学び、絵を学ぶ
『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』(インレ作品群)や、『君がいた季節』を越えるポテンシャル
絵画に没頭する傍らで、世界の世情は戦争一色
絵画などという戦争には無駄なものに心血を注ぐことへの世間からの嫌悪
戦争へ協力的ではないことへの世間からの嫌がらせ
絵画を選びきれるのか
愛する者のために、仕方なく戦争に参加するしかないのか……
これにより、戦争へ参加した際にはその戦争背景等を描くことで、『マブラヴ』を越えるポテンシャル
どちらを捨てて、どちらを選ぶのか。その究極的な選択をするための「立脚点」や選択肢への躊躇は『マブラヴ』や『君が望む永遠』を越えるポテンシャル
戦争へ従軍した際に、また別の出会いがある
軍隊の中の音楽隊
時に味方を鼓舞し支える「音楽」を自ら作り奏で、必死に戦う女性と出会う
そこに、主人公が綴る想いを、絵ではなく言葉に乗せ、歌として完成させる
そしてその歌を歌う姿をさらに絵にする
これにより、「人を思い作られた歌」を表現することで『WHITE ALBUM2』を越えるポテンシャル
さらに、その姿すら絵に収めようとする。その収められた一枚こそ生涯で最高の絵になると思われる。
これにより、『君がいた季節』をきちんと超えていくポテンシャル
5,感想
ここまで究極的に要素を入れ込んでも、結局「最強になるか?」といえば難しいような気がする。
なにがそんなに難しいのか。
器用貧乏という言葉が存在する。
全てをまんべんなくこなせても、「なんだかなあ。特筆する点がないよね。アピールポイントがないよね。」である。
きっと、「最強のエロゲー」とは、
「こんなものを表現するゲームを作りたい!!!!!」
という熱が強すぎるがあまりに、偶然の産物としてできるのだろう。
「最強なゲームを作りたい」という熱では、具体性に欠けるあまりに到着点が見えにくく、結局凡作~駄作しか生まれないのではないだろうか
我々は熱い心で作られたゲームが出来上がってくるのをひたすら待ち続けるしか、できないのだろう
「最強のエロゲー」とは
つくる物ではなく
できる物なのだろう
ひとつに絞りきれるわけないよね。全部がそれぞれ名作なのだ。結局、理想のエロゲーとは、自分で色々なゲームをやり、気付いた時に出会っているものなのだろう。絶対的に全ての理想の条件を満たすゲームなんかがあれば、きっとそれだけをみんなやり続けるだろう。混ぜれば強いのは仮面ライダーの最終形態と戦隊モノのロボットと化学薬品だけなのである。是非みんなも、自分だけの理想のエロゲを考えてみよう!
〜おしまい〜
ちなみにパクリの元記事の感想ですが
こんなにふざけた記事なのに、この赤字の部分では正論とすら思える真面目な言葉が鎮座している。
やはり、 本気の文章が書けるからこそ、ふざけた文章が書けるのだろう
『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』に通じるものを感じた感想であった